夜更かしをした時などに目の下にできたクマで慌てたことはありませんか？若いうちは疲れた時などにできるクマが、年齢を重ねると疲れてないときもできていて本当どうにかしたいものですね。クマがあると一気に疲れ果てた感じにみえたり老けてみえたりもします。
目の下にできるクマはそれぞれできる原因も違うし、できた原因によってケア方法も違います。クマができたときはまずどのタイプのクマかを見きわめてから的確なケアをしていきましょう。
わたしのクマの種類は？見分け方は？
クマはできた原因によって３種類に分けられます。
青クマ
目の周りの毛細血管の血流が悪いことで青黒くみえるクマです。寝不足や疲れ冷えなどで起きやすいです。
目の下を下に引っ張ると薄くなるのが青クマです。
黒クマ
年齢を重ねていくと目の下の皮膚が薄くなりコラーゲンなども減り、たるんで影をつくって黒くみえるクマのことです。
顔を上に向いたときに薄くなるクマが黒クマです。
茶クマ
目の下のシミやくすみなどが集まってくすんでみえるものや、目をこすることで起きた色素沈着や角質肥厚によってできるクマです。
目の下を下に引っ張っても顔を上に向いても薄くなることも消えることもないクマが茶クマです。
クマの種類ごとのお手入れ方法は？
青クマ
血流の悪さからくるクマなので、血液の循環をよくしていくことが改善につながります。
目の下が青黒くみえるからといって、目の下だけが血行不良だと勘違いしそうですが、実は顔全体の血行が悪くなっています。顔全体の血行を良くするマッサージを行いましょう。寝不足の場合は睡眠をしっかりとる、冷え症の場合は運動や入浴がいいです。
化粧品は皮膚全体の代謝を高めてくれる有効成分入りの目元クリームなどを選ぶようにしましょう。例えばビタミンE配合のアイクリームなど。
黒クマ
コラーゲンなどが減りできたクマなので、コラーゲンを強化するお手入れをしていきます。レチノールやビタミンC誘導体配合の化粧品などコラーゲンを増やす作用のあるものを使います。
むくみで悪化されたクマの場合運動をしたり、食事の塩分を控えたり、できたら冷たい飲み物も少なくしていくことが大事です。
茶クマ
シミの集まりや色素沈着でできた茶クマは通常行う美白ケアが有効です。目のこすり過ぎなどで角質が厚くなっている場合はピーリングが有効です。
クマの種類ごとのおすすめ美顔器
青クマ
超音波美顔器―肌の深層部に１秒間に数百万回の振動を与えて血行をよくする美顔器です。手でするマッサージに比べ、引っ張ってしわをつくる危険性がないのでお勧めです。
黒クマ
低周波美顔器―弱い電流で顔の筋肉を動かして、表情筋を鍛えることでたるみを解消してくれます。表情筋エクササイズの場合、かえって表情しわをつくってしまう危険性がありますが、低周波美顔器は表情をつくることなく顔筋を鍛えることができます。
超音波美顔器―年齢を重ねてきたときの血行不良からくるたるみを血行不良解消によってリフトアップすることができます。
茶クマ
イオン導入美顔器―微弱電流で成分を肌に浸透させる美顔器で、浸透力は普段の数十倍にもなります。ビタミンC配合の化粧水などを導入に使って茶クマのケアをすることができます。
クマ改善のための食事
青クマ
血液の循環を良くする栄養素をとりましょう。
例えば、血液をサラサラにする葉酸や、ヘモグロビンの材料になる鉄分などです。葉酸は焼きのりや鶏レバー、豚レバー、牛レバーなどに多く含まれています。鉄分は鶏レバーや高野豆腐などに多く含まれています。
黒クマ
むくみによる黒クマは食事の塩分を控えることを心かけましょう。
茶クマ
シミ、くすみによる茶クマはメラニンの生成を抑える働きがあるビタミンCがいいでしょう。パプリカや菜の花、ブロッコリなどに多く含まれています。
あなたのクマはどのタイプでしたか？そのタイプにあったケア方法をとりいれましょう！化粧品のみに頼っても改善は難しいので、生活習慣の見直しも一緒に進めましょう！
